昭和学院中学校・高等学校
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昭和学院の運動部は、全国レベルで多くの優勝経験を持ち、「スポーツ強豪校」としてその名を知られている。
2010年の創立70周年を見据えて、校舎の大規模リニューアル、新制服の導入とともに、体操服のリニューアルが行われたのは2009年のこと。中高一貫の男女共学校にどのような経緯でadidasが導入されたのか、そして、導入後にどのような波及効果をもたらしたかを探っていく。

全校生徒と保護者の投票により、
圧倒的多数でadidasが選ばれた。
2010年の創立70周年をひとつの節目として、「生徒たちが昭和学院に通っていることに、さらなる誇りを持つため、また他校との差別化を図るためにも、校舎、制服、体操服、すべてを一新しよう」という話が持ち上がった、と教頭の八重盛先生は当時を振り返る。
『新生・昭和学院』に相応しい体操服を見つけるため、4社のメーカーによるコンペを行うことに。選抜方法は、各メーカーの体操服を校内に展示し、生徒・保護者に実物を見てもらった上での全員投票とした。
「結果は圧倒的な差でadidasに決まりました。わが校では運動部で色々な有名メーカーのウェアを着ている生徒が多くいますが、体操服はノーブランドでした。どうやら、生徒たちは、体操服でもスポーツブランドのウェアを着たがっていたようです」。
adidasに決定してからは、入試広報の担当者や、体育科の教師が中心となって体操服の細部を詰めていった。学校によっては、男女・学年で色やデザインを変える場合があるが、昭和学院は全学年、男女とも同じ色・デザインを採用した。「このことについて反対意見は全くありませんでした。中高一貫校としての統一性をもたせたかったからです」。
adidasの3本ラインは保護者世代も知っているのに、流行に左右されないデザインだからずっと着ていられる。それでいて、常に新しい印象がある。
スポーツには個人の技量が問われるが、仲間との絆、チームワークの力も欠かせない。70周年を迎え、ますます進化を遂げる昭和学院に対する誇りを胸に、全生徒が心をひとつにする。adidasの体操服を着るとき、生徒たちは常に仲間たちの存在を意識する。


中学・高校の6年間、そして卒業後も。
adidasならいつまでも新しく、着続けられる。
「体操服がadidasになると聞いて、期待が高まりました」という石川先生は、陸上部の顧問としても、adidasのクラブウェアを採用している。「誰もが知るメジャーなブランドですが、体操服に導入している学校はまだまだ少ない。
入試広報の立場からも、学校の特徴としてアピールポイントになると思いました。実際にその効果は大きいです」と自信を持つ。
学校説明会で体操服のことを知って「adidasなんだ!」と目を輝かせる子どもたちは多い。一方で保護者は、ブランド力や機能性、デザイン性だけでなく、長く着られる耐久性にも安心感を持つようだ。成長著しいこの時期の子どもたちが着る体操服だけに、子どもたちの激しい動きにも、週に数回の洗濯にも耐えられる、型崩れしない体操服が望ましい。
保護者が求めるこのようなタフさも、adidasは兼ね備えているのだ。体操服のバックプリントを「SHOWA GAKUIN」とアルファベットにしたのにも意味があった。英字だと一見高校の体操服とは思われないから、卒業後も着やすいだろうという配慮からだ。
来年度からは、adidasの体操服を着ていた生徒が卒業生となる。「彼らのうちの多くが、高校時代の体操服を着て、後輩の指導のためグラウンドに立ち寄るでしょうね」と石川先生は笑った。


オープンスクールで体操服が憧れの対象に。
adidasの求心力は性別・年齢を問わない。
長きにわたり、全国レベルで多くの優勝実績を持つ女子新体操部。部員たちは、オープンスクールで使用される案内チラシにもadidasの体操服姿で登場している。
彼女たちの身のこなしの美しさで、体操服自体も、より素敵に見え大好評だという。入学希望者から聞こえてくるのは、「公立の学校とは違う!私も着たい!」という声だ。
在校生からは、どんな感想を持たれているのだろうか。顧問の塩屋先生にうかがった。「以前の体操服は上着をズボンに『イン』していました。生徒たちにとっては、そのことも不満だったようです。adidasは上着を出して着るデザインになっているので動きやすくカッコイイと言っています」。 また、学年カラーを取り払い、中高全学年が同じ色になったことについては、「全学年が同じ色というのは、何よりも統一感があります。紺色は男女ともにスッキリと見えますし、半袖シャツに採用した水色と紺色の組み合わせは、とっても爽やか。ユニセックスに着こなせます」とのこと。取材中、何度も耳にした「統一感」というキーワードは、スポーツに大切な「チームワーク」というキーワードにも繋がっているようだ。塩屋先生は、「私が思うチームワークとは、正選手だけでなく、部員全員で勝利を勝ち取ること」と答えてくれた。
このスポーツマインドが体操服にも求められているのではないか。胸に刻まれた校章と、背中に刻まれた「SHOWA GAKUIN」という学校名に誇りを持ち、生徒たちは心をひとつにして、さらなる高みを目指せるのだ。


ボテボテからスッキリへ。
生徒の動きも変わった。
千葉県・関東圏での優勝経験は数知れず、二名の日本代表選手を有する女子バスケットボール部。顧問の鈴木先生は、以前の体操服からadidasへと移行した6年間の様子を語ってくれた。「前の体操服は、袖口や足元がキュッと絞られていたので生徒も動きにくそうでした。見た目もボテボテとしていましたが、adidasになってからは、スリムになり、生徒も随分と動きやすくなったようです」。
実際にadidasは軽く、通気性も抜群。カラーシャツなので、下着が透けない点も、生徒から好評だという。
今年6月のスポーツ大会では、中・高あわせて1,500人あまりの全校生徒がadidasの体操服を着用して一同に介した。紺色のスタイリッシュなジャージ姿が集合した様子を見ての感想は?と尋ねると、鈴木先生はひと言、「圧巻!」と表現してくれた。


adidasは体操服というよりも
「学校のユニフォーム」。
中学の女子バスケットボール部の顧問を務める一関先生には、機能面についてお伺いした。「とにかく汗をかく年齢なのでadidasの吸水性と速乾性の高さはありがたい。洗濯してすぐに乾くので、保護者の方も助かっているはず」とのこと。
生徒たちの激しい動きにフィットする伸縮性は言うに及ばず、吸水性が高いため、プレイ中どんなに汗をかいても、肌にまとわりつくことがない。つまり、パフォーマンスの邪魔にならない。
「体操服というと『教材』というイメージがあるけれど、adidasはそれを超えている。体操服のまま校外に出ても、むしろ誇らしい。『昭和学院の新しいユニフォーム』と言ってもいいのでは」。
adidasは体操服という枠を超えて、生徒たちのスクールライフに広く深く受け入れられているようだ。

未来型創造キャンパスに相応しい体操服。
adidasは新生・昭和学院のシンボルのひとつ

昭和学院中学校・高等学校は、1940年に昭和女子商業学校として開校し、2003年には男女共学となり現在に至ります。女子校時代から、スポーツの強豪校として全国に名を知られていましたが、男女共学となってからは、スポーツはもちろん、国際化社会で活躍する人材の育成にも力をいれ、「特別進学クラス」と「総合進学クラス」を編成。目標や希望に応じた的確な指導を実現しています。
創立以来、昭和学院が目指しているのは、「知」、「徳」、「体」のバランスのとれた全人教育です。
「知」とは、グローバル社会に対応できる英語力の研鑽と、目に見える進路実績。「徳」とは、常に他の人の気持ちを察し、思いやることのできる人間力の育成。「体」とは、文武両立でのさらなる発展。スポーツ、文化活動における全国での活躍です。そのために、昭和学院では、全教員が生徒一人ひとりに目を配り、生徒の夢を叶えるために全力でバックアップしています。
2009年には、翌年の創立70周年に合わせて、キャンパス、制服、体操服の大幅リニューアルをすすめました。
3つのアリーナを有するキャンパスは、斬新なデザインと機能的な面から、『未来型創造キャンパス』として、内外から非常に好評を博し、第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」ではハンドボールの会場にもなりました。
adidasの体操服は、生徒・保護者の投票により選ばれましたが、新生・昭和学院のシンボルのひとつとして相応しい選択であったと、時間を重ねるたびに思いを強くします。世界のアスリートが使用しているadidasを体操服に導入したことは、学校の内外に対して非常に大きなPR効果がありました。現代の中学生・高校生は私が思う以上にブランドに対する憧れが強く、adidasの体操服は彼らの気持ちを十分に満たしています。在学中は、昭和学院の生徒としての誇りを表すユニフォームとして生徒たちの心に添い、卒業後は、昭和学院の一員であった証として、いつまでも生徒たちの心に残ることでしょう。

