渋谷教育学園 幕張中学校・高等学校
先進的教育で知られるあの「渋谷幕張」がスクールスポーツウェアを新しくした理由。
![体操服にadidas[SCHOOL CATEGORY]を採用!](https://www.adss-j.com/introduction/images/shibuyamakuhari/s_001.jpg)
渋谷教育学園 幕張中学校・高等学校、通称「渋谷幕張」といえば、全国でも屈指の進学校。
例年、トップレベルの東大進学者を輩出しているほか、早稲田や慶応など有名大学の進学者も多い。
また、シラバス制度やノーチャイム制など、画期的な取り組みを他校に先がけて積極的に行うその動向は多くの学校から高い注目を集めている。
その「渋谷幕張」が、校風に適した体操服として、2009年からadidas[SCHOOL CATEGORY]を採用した。採用の真意はどこにあるのか。
スポーツにも先進的な取り組みを見せる「渋谷幕張」

全国でもトップクラスの進学校「渋谷幕張」は、受験勉強だけでなく体育教育にも積極的に取り組んでいる。
室内プールや人工芝、合成ゴム舗装の短走路を他校に先駆けて採用するなど、スポーツ設備も充実。体育系の部活も、サッカーや水泳、テニスなどは全国大会レベルを維持し続けている文武両道の模範校なのだ。また、フィギュアスケートの井上怜奈やサッカー日本代表選手を輩出しているスポーツ校としても知られている。
厳しい基準で「渋谷幕張」らしさを追求した結果

そういった中でadidas[SCHOOL CATEGORY]を採用した大きな理由には「渋谷幕張の生徒として、堂々と歩けるものを持たせたい」という願い、『体操服を通じて、私立学校としてのオリジナリティを表したい』という思いがあった。新しい体操服に求められていたのが、デザイン性、機能性、耐久性、オリジナリティ、ブランド力など、渋谷幕張ならではの基準。いろいろなサンプルをオープンに検討し、「一番校風に合った体操服」としてadidas[SCHOOL CATEGORY]が選ばれたのだった。
進学校「渋谷幕張」の体操服として、adidas[SCHOOL CATEGORY]が最適な理由
![体操服として、adidas[SCHOOL CATEGORY]が最適な理由](https://www.adss-j.com/introduction/images/shibuyamakuhari/shibuya_04.jpg)
adidas[SCHOOL CATEGORY]が、どうして「渋谷幕張」に最適なのか。その答えを提供してくれたのは、体育科の岡田康隆先生と島村華子先生の2名。新体操服が決定されるまでの経緯や、そこに表れる学校の特徴や戦略などを語ってくれた。
トップクラスの進学校なのに、体育に力を入れる理由は?
「勉学に力を入れている学校だからといって、体育に苦手意識を持つ生徒ばかりではないんです」と、島村先生は言う。
また、「運動の得意、不得意に関わらず、「渋幕」では大部分の生徒が体を動かすことを楽しみ、体育の授業に積極的に参加しています。
体育の授業が始まるのを待ちきれないというような勢いでグラウンドや体育館へ飛び出していく姿もよく見かけます」とも。
生徒からも「勉強よりも体育のほうが好きなぐらい」「体を動かすのが好きだから体育も好き」という声が、男女問わず幅広く聞かれた。
「活動的な生徒が多いのは確かでしょうね」と岡田先生も口をそろえた。「積極的に行動していく生徒が多いのは、“渋幕”の特徴かもしれません。中学生の、ほぼ全員が何かしらの部活に参加していますし、兼部をしている生徒もいます。
だからこそ、体育や部活など、体を動かすための環境も整えてあげたいんです。それは校風でもある、“渋幕的自由”の表れでもあります。」
体育の授業や体操服に関する「渋谷幕張」らしい方針は?
「渋谷幕張は、シラバスを教科ごとに明確に公開しているという教育的な特徴があります。体育科としては、生徒が主体的に参加し、取り組める授業を目指しています。
また、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続できる能力を育てることが目標です」と岡田先生。「体操服に関しては、体育の授業用だけにというよりも、渋幕のブランドやイメージ形成など、もっと広い役割を求めていました。また、卒業後、大学でも着られる、あるいはフィットネスクラブなどでも着られるようなものを、とも考えていました」と、島村先生は新体操服への期待についても述べられました。

体操服には、10年たっても着られるスポーツウエアを!

「体操服を変える時期に来ていたときに、「次の体操服に求められる条件は何だろう?」と、かなり考えたんです」と、岡田先生。「端的に言ってしまうと、「10年たっても着られるものを」という点に至りました。それは、体操服としての機能性や耐久性の意味もありますが、着続けたい気持ちになるデザインなども重要だと思いました」「いろいろなメーカーのサンプルを見せてもらい、オープンに比較検討しました。その中には、世界的なスポーツブランドのスクールウェアも挙がっていました」と、島村先生も検討の過程を説明。「見た目が派手なデザインのウェアも検討しましたが、結局はオーソドックスなもので、何年も使えるデザインがいいという結論に至りましたね。あとは、デザインが今の日本人の若者にあっているかなど、かなり細かいところまで多面的に比較検討しましたよ」
日常生活の中でも着たくなるウエアを求めていました。

「どこのウェアも機能性はそれなりに高く、一長一短なところはありました。ただ、体操服としてだけでなく、卒業後も着られるものを、普段のスポーツ時にも着られるものを、と考えたときに、自然といくつかに絞られましたね。その中で、“渋幕”らしい、独自のスタイルとしてふさわしいのはどれかということを重視した結果、adidasを採用することになりました」と、岡田先生は当時を振り返る。「あとは、あまり種類を増やしたくないというのもあり、シンプルかつ学年色を表せるのは、adidasの強みですよね。採用が決まったときに『生徒にはもったいないくらいだ』という声があがったくらい、adidas[SCHOOL CATEGORY]の評判は高かったです」
生徒や保護者のadidas[SCHOOL CATEGORY]への反応は?
「生徒はもともとadidasというスポーツブランドが好きです。好きなブランドで体操服を揃えることで、体操服を大事にする気持ちも芽生えますよね」と、島村先生はadidasブランドが生徒に与える影響を指摘。「生徒も“体操服”だと意識せずに、ふだん着ているスポーツウェアと同じ感覚で扱っているような気がします。体操服をadidas[SCHOOL CATEGORY]にしてからは、保護者からの反応もけっこういいと聞いています」と、生徒さんや保護者の方からの評判についても付け加えていました。
「機能的にも満足しています」とは、陸上部の顧問としても活躍している岡田先生らしい注目ポイント。「以前のポロシャツのように、前がはだけたり、ボタンが取れたりしないデザインも気に入っています。この体操服は速乾性に優れているので、生徒たちも着ていて気持ちがいいようです。また、生地が軽くて動きやすいと喜んでいます。実際に、部活のウェアができるまで体操服で過ごしている生徒や、部活用のウェアとしてこのまま使いたいと言う生徒もいるくらいです」と運動系部活の生徒さんからのうれしい反応を教えてくださいました。
生徒さんからも、「文化祭で、新しく採用される体操服の展示を見て、学校のイメージがさらに良くなり、それが入学を決める大きなポイントになりました」。「ネームバリューのないメーカーの体操服はイヤ」。「adidasはグローバルなブランドなので、体操服がadidas[SCHOOL CATEGORY]だということは誇らしく思えます」と満足の声があがっています。

“自調自考”を大切に、生徒の学力と個性を伸ばす「渋谷幕張」
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校は、通称「渋谷幕張」もしくは「渋幕」として親しまれている、全国的にもトップクラスの進学校です。
1983年に千葉県の幕張新都心に開校し、「自調自考の力を伸ばす」、「倫理感を正しく育てる」、「国際人としての資質を養う」の3つの教育目標として打ち出しています。特に“自らの手で調べ自らの頭で考える。”「自調自考」は、すべての根底にあります。その集大成として高校2年間で「自調自考論文」が生徒全員に課せられています。「自調自考」の考えが“渋幕らしい”といわれる自由度の高い校風を作り上げているといえます。教育内容の面でも他校から注目を集めており、教育の年間計画であるシラバスを全国に先がけて導入した学校としても知られています。国公立大学や有名私立大学への進学率も高い半面、スポーツや芸術、帰国子女の教育にも力を入れています。日本を代表する若手ピアニストの高木竜馬も在籍中で、有名スポーツ選手や芸術家、アナウンサーなども数多く輩出しています。
