大阪明星学園
伝統校が求める、その先。それは、「品格と学び」の精神。大阪明星学園

『品格と学び』を求め続ける意味。

私たちの大阪明星学園は、フランス・カトリック修道会「マリア会」によって設立されたカトリック学校で、キリスト教の教えによる教育観・人間観を大切に、創学114年の長きにわたり建学の精神を守り続けています。
フランス士官学校の士気を受け継いだ詰襟7つボタンの制服は、規律ある学園生活の象徴。
また、クリスマスイベントなど生徒たちが集会するマリア像のステンドグラスのある美しいチャペルは、カトリック校としての心の成長や成熟を学ぶ信仰の場となっています。
しかし一方で、そうして長い伝統に支えられているからこそ目指せる、新しい学校像もあります。
今、私が提唱する学園の教育方針は『品格と学び』。
脈々と継承されてきた伝統の重みを礎として、私は現代の要請に応える学園づくりにも力を注いでいます。
「品格」とは、社会のあらゆる分野で核となり、他者のために働きかけることのできる、優れた人間性の形成。
「学び」とは、勉学やスポーツの旺盛な向上心に応えられる教育環境の充実。
生徒一人ひとりの心に寄り添いながら、現代社会で必要とされる心身ともに健全な人間の育成を目指して、教職員一丸となり全力で取り組んでおります。
目指すは、高校のFCバルセロナ。
私が生徒たちに求めるものは文武両道の学園生活です。
毎年、京都大学をはじめとする一流大学へ多数の合格者を送りだし、進学校として知られるわが校ですが、私は勉強だけではダメだと思っています。
もちろんスポーツだけでもダメ。私の目指す文武両道とは、肉体的にも精神的にも強さと豊かさを備えた人間教育のことです。
そして、そんな私の教育理念をサッカー界で実践しているのが世界屈指の名門クラブとして知られる「FCバルセロナ」だと考えています。
バルセロナのスローガンは「クラブ以上の存在」。
世界のトッププロとしてのフィジカルとテクニックを固持すると同時に、スポーツマンシップに裏付けされた高い人格をもつメンバーたち。
「バルサ」の愛称で広く親しまれながら、「攻撃的でスペクタクルなフットボール」をクラブのアイデンティティとして、バルセロナの選手たちには試合の勝敗よりも試合内容が求められています。
もちろん選手たちもそれを認識し、ピッチの中でも外でも、肉体的にも人格的にも、名門バルセロナの名にふさわしい品格ある選手であれと、強く意識し行動しています。
すなわち、それがブランドの誇りということでしょう。
だからこそ私は、FCバルセロナを目指すのです。
大阪明星学園という学校のブランドが確立されれば、生徒たちは心身ともに、また公私ともに、そのブランド名に恥じない学生であろうと日々頑張ってくれることでしょうから。

あえて、男子校の道を進む。

大阪明星学園の特長のひとつは、大阪でも5校ほどしかない男子校であることです。
入学生を増やすことを目的に、全国的にも共学化が進む現代において、あえて男子校の姿勢を守り続けることは珍しいかもしれません。
しかし、大阪明星学園はこれからもあえて男子校のスタイルを継承し続けようと考えています。
「品格と学び」の精神のもと、代々の校長先生方が大切に受け継いでこられた校風こそが、大阪明星学園のステータスだと確信しています。
私が大切に守りたいものは、男子校ならではの空気感と、活発なコミュニケーションの中から生まれる連帯感です。
同級生たちは互いに助け合い、先輩たちは後輩たちを規律の中で守り導いていく。
そんな男子生徒のもつ若々しい感性と連携が、また次の大阪明星学園の歴史を創り出していってくれると思うと、何だか楽しみにもなってきますよね。
スポーツウェアが、校風を語り始める。

詰襟7つボタンの制服がそうであるように、スポーツウェアにも大阪明星学園ならではの主張が必要だと思います。
ユニフォームは、目に見えるシンボルであると同時に、学校のアイデンティティを表すものです。
新入生たちのスポーツウェアを考える時、私は従来からの変化を求めました。
そして、そんな時に出会ったのがadidas SCHOOL CATEGORYでした。
adidasのデザインの特徴でもある3本のラインは、まっすぐに伸びる生徒たちの心を表現し、グローバルブランドの採用は、生徒たちはもちろん、保護者からも高い評価をいただきました。
改めて、これがブランドの力と実感し、ひいては学園への信頼や、学園のブランド力のアップに大きく貢献してくれるものと、私は高い期待を抱いています。
夏場の汗の吸収力がバツグン。
サラサラした肌触りも心地よく、汗の季節も爽快に動けます。
僕にとってadidasは憧れの世界のトップブランド。
体育や校外学習では、adidasが第二の制服になりました。
他校や以前に比べて、体操服のイメージがすっかり変わりました。
他校へ通う友人や先輩たちが、adidasブランドを羨ましがっています。
通気性が良い上に、ストレッチ素材でとにかく動きやすい。
また、汚れ落ちが良く、洗濯後の乾燥も早いと母親の評判も上々です。
W杯日本代表と同じadidasを着られる誇らしさ。
部活のサッカー部も頑張りがいがあります。


体育を通じて、学ぶべきもの。


私は体育の教師です。
ひとつのスポーツに特化した高い才能を伸ばすことも大切ですが、私は学校での体育の意味と目的として、身体を鍛えることと、集団で行動できる協調性の習得が大事だと常々考えています。
今回のスクールウェアのモデルチェンジに当たり、私は検討段階から採用までに携わりました。遠くからでも認識しやすいよう胸に大きな名前が付けられる従来どおりの被るタイプ、私がこだわったのは、生徒たちが今まで以上に運動しやすいウェアであること、集団行動時の統一感と規律性が表現できるもの。
そして、生徒たちが自信を持って着られるウェアでした。
その点、中学1年、高校1年用として今回採用となったadidasは生徒たちに人気のスポーツブランドで、実際2、3年生やOBたちからも羨ましがられています。
採用となって初めての体育祭の全体入場の時、adidasのウェアはひときわ際立って、それはカッコ良かったですね。
そして、私は生徒たちがadidasのブランドを身につけることにより、ブランドにふさわしい人間としての行動や生活を意識してくれるようになること。
体育教師として、adidasのそんな影響も楽しみになってきています。
生徒たちの笑顔が、評価を物語る。


まず私が求めたものは、着やすさ、動きやすさ、機能性のある素材、の3ポイント。
その上、adidasはデザインも洗練されていて、すぐに気に入りました。
かつて私は、日本代表としてオリンピックに体操で出場した経験をもつのですが、やはり誰よりもスポーツウェアに寄せる思いは強い、と思います。
そんな私も今回のadidasのスポーツウェアには大満足。
特に、動きやすさを重視して上着の下部が絞られていないにもかかわらず、けっしてだらしない印象を与えない点が、さすがトップブランドのデザイン力だと感心させられました。
そして、もうひとつうれしい点をあげれば、それを着る生徒たちがみんな笑顔でいてくれることでしょうか。
体育の授業はもとより、林間学校などの学園行事の時も、みんながすすんで着用している様子を見ると、adidasに決めてよかったと私までもがうれしくなってきます。