明治大学付属明治中学校・高等学校
新しいイメージの体操服を求めていました。

1912年の開校以来「質実剛健」「独立自治」の精神を掲げてきた明治大学付属明治中学校・高等学校。
95年間親しんだ東京都心・神田駿河台の地を離れ、2008年4月より武蔵野の台地・調布へと移転しました。移転で校地が約5.5倍に広がっただけでなく、初めて男女共学制を取り入れ、まさに新たな歴史を歩みだしたといえます。そのタイミングで体操服をモデルチェンジすることにどのような思いが込められていたのかを、体育科の山中禎一郎先生にうかがいました。


モデルチェンジのきっかけを教えてください。
山中禎一郎先生(以下、山中)以前の体操服を10年近く使っていて、そろそろ変えたいと思っていました。校舎移転や男女共学制導入など、学校としても新たな体制で動き始める時期だったのでちょうどいいタイミングだと。
新しい体操服には、どのような条件を求めていたのですか?
山中一言でいうと、インパクトです。移転や共学制の導入など学校の体制や環境が変化する中で、体育科なりに変化への付加価値をつけたい思いがありました。
あと、私個人の考えなのですが、「いままでの体育」の枠を超えた体操服を望んでいました。
「いままでの体育の枠を超える」とは具体的にどういうことですか?
山中今までは校舎が狭かったこともあって、限られた種目に絞って授業を行っていましたが、移転によって体育館やグラウンドも広くなり、出来る種目の幅も広がりました。そういう意味では「体育の授業」という枠を超えて、「スポーツを楽しめる」環境が整ったと思いますし、体操服についても、まったく新しいイメージのウェアを採用することで、「体育」と「スポーツ」の溝を埋めたいと思ったのです。
「体育」と「スポーツ」の間にギャップがあるという発想は、山中先生が学校でバレー部の顧問を務めながらも社会人バレーボールチームで監督をされている経験から生まれたのでしょうか?
山中そうかもしれませんね。体育の授業が、スポーツの楽しさに触れるきっかけになってもいいと思います。新たに取り入れた種目のひとつに卓球があるんですけど、これまでの授業では目立たなかった生徒が急に生き生きと輝きだしたという例もあります。
1500メートル走の後でも汗を感じないのがいいですね。

adidas[SCHOOL CATEGORY]に対する生徒の反応はどうですか?
山中生徒も楽しんで着ているし、よろこんでいますよ。「見てるとほしくなる」とか「普段でも着られる」とか。「修学旅行もこれでいい」なんて言ってる生徒もいましたね。
先生から見た印象はどうですか?
山中adidas[SCHOOL CATEGORY]を着ているだけで、生徒は運動ができるように見えます(笑)生地が薄くて軽いのと吸汗速乾性に優れているので、1500メートルを走らせてもさわやか! これまでの体操服だと汗だくになっていたところが、涼しい顔をしている子が多いです。機能性を実感しましたね。
機能的には満足していますか?
山中通気性など、素材に工夫を感じます。スポーツウェアは進化しているのに、体操服はなかなか変わらないと感じていたジレンマを解消してくれていると思います。
adidas[SCHOOL CATEGORY]にしてよかったと思える点はほかにもありますか?
山中今まで体操服は、提供されたものを受け入れて使うだけでした。学校や教師側もそれ以上を求めてこなかったのもありますけど、今回やりとりをしている中で、もっと私たちから条件を出したり求めたりしてもいいんだと気づきました。ウェアに対しての私たちの思いや要望に対して、早いレスポンスで、またキメ細かく対応してくれて、とても満足しています。
気に入るポイントはさまざま。男子も女子も大満足ですよ。
先生がadidas[SCHOOL CATEGORY]に込めた思いが通じているのか、生徒もさまざまな思いを抱いているようです。
「体操服でadidasが着られると思わなかったのでうれしい」と単純によろこぶ中で、「パンツの形が気に入っている」「着やすい」「通気性がいい」と、気に入るポイントは人それぞれのようです。また今年度から女子生徒の受け入れを始めたため、女子生徒は全員が adidas[SCHOOLCATEGORY]を着用しています。そんな女子の姿が男子には少しまぶしく見えているようで、照れ隠しからか「男子よりも女子のほうが似合っていると思う」などという声も。着やすさ・機能性・見た目などさまざまな面が生徒に高く評価されているadidas[SCHOOL CATEGORY]は、先生だけでなく実際にウェアを着用する生徒にも大きな満足感を与えているようです。
