誕生から10年。
それぞれのストーリーを追う。

SCHOOL CATEGORY PRESS 記念号

今までの常識を覆す体操服を子供達に届けたい。

adidas SCHOOL CATEGORYが、そのコンセプトの元に誕生して10年。

体操服に求められる耐久性・コストパフォーマンスと、アスリートが求める運動性・快適性が、アディダスの体操服にはどのように融合されているか。

また、導入から10年という年月を経て、アディダスの体操服がどのように学校に溶け込んでいるか、どのような影響を与えているか。

今回で33号を迎えるSCHOOL CATEGORY PRESSでは、採用から10年を迎える3校をピックアップしてレポートする。

REPORT.1 明治大学付属 明治高等学校・中学校

10年前の衝撃が
当たり前となり、生徒の誇りへと昇華する。

明治大学付属 明治高等学校・中学校では、2008年より関東地区で初めてadidas SCHOOL CATEGORYを採用。
学校の移転に伴い、男女共学にもなるタイミングでのモデルチェンジには、体操服の枠を超える「新しい体操服」が求められていた。

アディダス導入に期待したのは「インパクト」。

採用当時、窓口担当であった山中先生に改めて採用の経緯を伺った。
検討の際には、数社のスポーツブランドと比較したが、「スリーストライプスがわかりやすい。これがあるだけで今までの体操服とは違う」との印象を持ったという。世界に冠たるアイコンを有する体操服は、インパクトを求めていた学校サイドの要望にかなっていたようだ。

また、ご自身がアスリートとして、スポーツウェアの進化と学校の体操服とのギャップにジレンマを抱えていただけに、アディダスウェアの軽さ、通気性、可動域の広さなど、機能面も採用の決め手であった。

もはやスポーツウェアと体操服の
ギャップはない。

学年色は上履きで変えているので、体操服は男女兼用・全学年共通とし、ベース色はニューネイビーのデザインを選択。思春期の女子が気にする「透ける」シャツの対策としても功を奏している。

アディダスへの移行期には、旧体操服を着ている生徒たちから羨望の声が多く、内部生と外部生が混在した高校1年生は、「内部生もアディダスに切り替えた生徒が多かった」。

10年後の今、「アディダスは生徒にとっては普通のもの」とのこと。機能性に優れたアディダスの体操服が学校にすっかり馴染んでいるこの状況こそ、スポーツウエアの進化と体操服のギャップがなくなった何よりの証拠ではないだろうか。

体操服が違うだけで見違えた生徒たち。

学校移転の年、つまり、アディダス導入の年から赴任した牧野先生にお話を伺った。全員がアディダスに揃うまでの期間、旧体操服からアディダスに変えた生徒の様子を見て驚いたという。

「体操服が変わるだけで、こんなにシュッとして見えるの!?」と。外部の小学校、中学校から入学してきた女子生徒たちからは、体操服について「圧倒的にかっこいい」とよく聞いた。「その声は今も聞いています。質が違う。かっこよさが違うって」。

おしゃれに敏感な女子生徒が体操服を着崩さないことにも驚きがあるという。生徒たちは誰に言われるでもなく知っているのだろう。そのままで着ることが一番かっこよく、動きやすいことを。

全校生徒が揃ったグラウンドは壮観のひと言。

アディダス導入後、全校生徒がグラウンドに揃ったのは3年後のこと。

その時の様子を牧野先生は感慨深く話してくれた。
「すごくいいお天気の中で、明るい紺色の体操服を着た生徒が全員揃った時、ものすごく見栄えがよかった。壮観でした」。学年色がないことが全体の一体感を生み出していたようだ。

2018年、高校2年生は沖縄への修学旅行の際、体操服を持参したという。Tシャツは球技大会用に作ったクラスTシャツを着用したが、パンツと上着がアディダスで揃った様子は、団体行動を規律正しく美しいものにしたようだ。

生徒たちが校外で活動するとき、その行動は学校の名前を背負ったものとなる。アディダスを身につけた生徒たちの写真には、たくさんの笑顔とともに、この学校の生徒である誇りまでも写っているように感じた。

REPORT.2 京都学園中学校・高等学校

いつかプロ!今、本気!
一流を身につけることは教育理念にもつながる。

関西地区で初めて、2009年からadidas SCHOOL CATEGORYをご採用いただいたのが、京都学園中学校・高等学校。
採用後もデザインチェンジをされ、そのたびに新しい驚きを感じていただいている。

導入から10年、進化し続ける。

京都学園ではアディダスを採用後もモデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返し、進化を続けているのが特徴だ。

体育科の佐藤先生にお話を伺った。
2018年の4月からは、オリジナルのロゴマークをつけたそうだ。
「個人名刺繍と校章マークが一体としてデザイン性をもつものにしたい」と、ロゴのデザイン、大きさ、生徒の名前の入り方などADSSと打ち合わせを繰り返した。

出来上がりについては大満足。「モデルチェンジすればするほど、子どもたちの評判が上がっています」ときっぱり。スリーストライプスも現在は転写ラインを採用している。

「転写がどういうイメージか最初はわからなかった」「洗濯を繰り返すたびに色が落ちるのでは」という心配もあったそうだが、「アディダスの体操服には6年間使用しても問題ない耐久性がある。生徒もサイズ変更以外で買い足す話はほとんど聞かない」という。

遠征先でも体操服と気づかれない。

アディダスについては、保護者の方からの評判も良く、佐藤先生のもとには「その日に洗って、翌日持って行かせることができるので、連日体育があっても大丈夫」「洗い替えを用意しなくていい」という声が届いている。

京都学園では、土日のみ部活動で学校に来る場合、クラブジャージか体操服で登校することが許されているが、アディダスなら着てかっこよく、街に馴染むので、「自宅から学校の間で着られる体操服」と生徒たちは認識しているようだ。

柔道部の顧問でもある佐藤先生は、遠征先で他校の先生からアディダスの体操服をクラブジャージに間違えられる。

「『クラブジャージ、学年ごとに色を変えてるの?』 いや、体操服です。」というと、みなさん『えーーっ?!』と驚かれます」とのこと。学校行事で一斉に並んだ際の華やかさも「ありがたい」と、そのデザイン性を高く評価している。

アディダスを変える必要はない。

アディダスを導入して10年。生徒の気持ちの変化を伺った。

生徒は小学校で着ている体操服と見比べて憧れの気持ちから入る。それが徐々に当たり前になってくる。すると当然、「あっちのカラーの方がいい」「もっとシンプルなのが」「もっと派手な方が」と欲張りにもなってくる。

しかし、好みの問題とは次元を超えて「アディダスを着ているんだというプライドがある」と佐藤先生。モデルチェンジをしているが「僕が着ているこっちがオリジナルだよと、モデルチェンジ前のアディダスの体操服を自慢している生徒もいます。いろんな価値観が生まれています」と。揺るがないのは、トップブランドを着ている誇りだと感じた。佐藤先生は「これからもアディダスを変える必要はない」とおっしゃる。

現在、インドアシューズもアディダスだが、今後はトータルコーディネートにこだわりたいようだ。

生徒が胸を張って着られることが大事!

アディダスを体操服に選んだ理由、そして、その効果について、佐々井校長にもお話を伺った。

佐々井校長には生徒に言い続けている言葉がある。
「いつかプロ!今、本気!」だ。10年後の自分をイメージして、毎日をがむしゃらに生きること。そのために学校ができることは、「本物に触れさせること」とおっしゃる。「一流のモノを着る」こともその一環。「良いものを着せたい、良いものを持たせたい。この考えに保護者の方のご理解があるのがうれしい」。

京都学園では、海外交流でのアメリカ訪問にアディダスを着て行く。「うちの学校のスポーツウェアだよ、と世界の舞台に堂々と立てる。胸を張る。ピシッとする。礼儀も備わる。真善美です」。このような経験を中高生の時代に多く持つことで、生徒たちは自分自身のブランドを創りあげていくのだろう。

トップブランドを日常的に身にまとうことで得る感動体験の積み重ねにアディダスの体操服は大きく貢献しているようだ。

REPORT.3 渋谷教育学園 幕張中学校・高等学校

渋谷教育学園 幕張中学校・高等学校がadidas SCHOOL CATEGORYを採用したのは2009年のこと。
「渋谷幕張に相応しい、堂々と歩ける体操服」を求めていたタイミングで千葉県では初めての採用となった。

世界ブランドが
生徒のスクールライフに浸透している実感。

渋谷幕張生へのアンケートから、リアルな意見をご紹介します。
6年間アディダスの体操服を着ている高校3年生へのアンケート結果です。

アディダスを着ていることで他校との差別化になっている、ひと言でいうと「かっこいい」、6年間着続けることのできる耐久性、卒業後も大切に着たい、といった意見が目立ちました。

現役の高校生が書いた言葉をそのまま掲載します。

10年先も着られる体操服を!

体操服の改定にあたっては、他社のスポーツブランドとも比較したそうだ。

当時を知る体育科の岡田先生に話を伺ったところ、体操服に特化した商品を有するのがアディダスだけだったことも選択の決め手であったようだ。デザインと色を選ぶ際には、10年先も着られるウェアであることを想定し、「派手ではなく、オーソドックスなものを基準にしました」。

また外でも堂々と着られる体操服であるように、学校のロゴは小さめにした。「アディダスなら卒業後も着てくれるのではないか」という考えもあったという。

中学1年生から高校3年生までの6年という長きにわたり着用できる耐久性は実証されているため、「物持ちのいい生徒なら着てくれているんじゃないかな」と目を細めた。

そして今、アディダスは身近な存在に。

実際に10年が経った今、アディダスは生徒たちにどのように捉えられているのだろうか。

「最初からアディダスを着用している生徒にとっては、いい意味で身近に。上質であることが普通になっているように思います」と答えてくださったのは体育科の島村先生。先生ご自身が、全学年が揃った様子を見た時は「圧倒的にスタイリッシュ」との感想を持ったという。

今回の取材にあたり、とっていただいた生徒へのアンケートを見ると、時代を超えた普遍的なデザイン性、定番の良さが評価されていることもわかった。

実際、部活でも体操服を着用している生徒は増えているという。「体操服は着たくないという感覚が生徒にはないようです」という言葉こそ、「いい意味で身近に」を表しているように思われた。