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体操服の採用プロセスに、“生徒・保護者による人投票”を導入。

体操服の採用プロセスに、“生徒・保護者による人投票”を導入。

adidas [SCHOOL CATEGORY]の体操服採用をイメージ戦略に活用する学校が増える中、さらに思い切った手段に打って出た学校があります。
生徒や保護者に新しい体操服の選択権を与えた、千葉明徳高等学校です。地域密着型で開かれた自由な教育を推進している千葉明徳高等学校では、体操服の一新にあたって保護者や新入生の意見を大々的に取り入れました。

千葉明徳高等学校

千葉県の中心地から千葉京成線でわずか5駅。「学園前」駅の改札口からまっすぐに延びる専用のオーバーブリッジを超えたところに位置する千葉明徳高等学校。改札口から高校の1号館までの沿道には四季折々の草花が植えられ、開かれた自由な教育を推進しています。地域や保護者とのつながりも重視している千葉明徳高等学校では、兄弟や親子で入学する率も高く、現在では兄弟や親が千葉明徳出身の生徒が全体の約2割を占めています。
さて、イメージ戦略の具体的手段とは、昨年の夏に2日間にわたって行われた学校説明会で実施した、adidas [SCHOOL CATEGORY]を含む、新体操服候補3ブランドの展示と人気投票。学校説明会に訪れた中学生と保護者の方々約1,000名が投票に参加し、3ブランドの中で最も人気の高かったのが、
adidas [SCHOOL CATEGORY]という結果でした。 今回は、人気投票というプロセスを経て決定されたadidas[SCHOOL CATEGORY]について、学校・生徒・保護者の方々から、それぞれの視点から率直な感想を語っていただきました。

adidas[SCHOOL CATEGORY]について、学校・生徒・保護者の方々から、それぞれの視点から率直な感想を語っていただきました。

学校・生徒・保護者が三位一体となって、新しい体操服を決定する意味。

学校・生徒・保護者が三位一体となって、新しい体操服を決定する意味。

昨年夏の学校説明会に参加し、体操服の人気投票にも一役買った生徒と保護者3組7名に集まっていただき、教頭の園部茂先生とともに新しい体操服 adidas[SCHOOLCATEGORY]について率直な意見を交換してもらいました。
[参加者]

田村母:1982年卒業生、田村妹:現役(1年生)、田村兄:現役(3年生)、市原父:1980年卒業生、市原母:1981年卒業生、市原:現役(1年生)、石山姉:2007年卒業生、石山妹:現役(1年生)、教頭:園部 茂

昨年夏の学校説明会の人気投票で新しい体操服が決まりました。学校と生徒と保護者が一体となって、新しい体操服を決定するという試みについてはどう思われますか?

教頭千葉明徳高校の新体操服として、もっとも好ましいと思われるものを、3つのスクールスポーツウェアから選んでいただきましたが…。

市原母私も自分達で幼稚園を運営しているのでよくわかるのですが、学内の意見をまとめるだけでも大変なところを、保護者や生徒の意見も取り入れるなんて大胆なことをするなと思いました。

教頭投票結果だけで体操服を決めようというよりは、最初は結果を参考にする程度で考えていました。adidasスクールスポーツウェアの人気がダントツの結果だったので…。
学校としては、この投票結果が生徒や保護者の皆様の率直な意見だと捉え、投票結果に基づいて新体操服を取り入れることにしました。各先生に聞けばいろいろな意見も出るでしょうが、総論として投票の対象にした3ブランドの体操服はどれも教育アイテムとして充分に機能的だという共通認識がありましたので、投票の結果を採用に反映させることに反対はありませんでした。

市原母集計などの手間もかかりますし、反対意見も絶対に浮かんできます。調整も難しい中で、あえて第三者まで含めた投票制を実行しようとしたのはなぜなのでしょうか?

教頭投票の対象を保護者や生徒にしたのは、保護者や生徒にも学校づくりに参加していると感じて欲しかったからです。

石山姉今日の話を聞いて、自分たちの投票で体操服がadidas[SCHOOL CATEGORY]に決まった意味がわかりました。

市原父私は学校説明会には参加していないんですけど、車を買う時には必ず試乗するように、体操服も着た状態を確認してから投票できたらもっとよかったと思います。

石山姉飾ってあるだけだと、質感や着心地の違いもわかりにくいですよね。

田村母後から考えるともっといろいろな展示方法もあったとは思いますが、生徒だけ、保護者だけ、先生だけではなく、三者の意見や考えを取り入れて、新しい体操服 adidas[SCHOOL CATEGORY]に決まったことはよかったと思います。

adidas[SCHOOL CATEGORY]なら、かっこいいから着崩しもしない。

adidas[SCHOOL CATEGORY]なら、かっこいいから着崩しもしない。

実際に体操服が新しくなって、特に感じていることや感想はありますか?

市原父新しいadidas[SCHOOL CATEGORY]は見た目がかっこいいなと思いましたが、着心地もいいようですね。

市原個人的に、僕はadidasが好きだから体操服がadidas [SCHOOL CATEGORY]に決まってうれしいです。adidasは多種多様なスポーツのウエアを手がけているイメージもありますし、そういう意味でも体操服に適していると思います。

田村妹機能性も高いですよね。軽いし、汗が乾きやすいし、とても着やすいです。

市原実際に着ていて、通気性がよくて動きやすいのを実感しています。肌触りもいいし、運動してても蒸れないのが特に気に入っています。すれても痛くないし。

石山姉汗を吸ってすぐに重たくなっちゃっていた前の体操服と比べると、触った感触や質感はまったく違います。ただ、人工芝のグラウンドにこすれた時に、綿の体操服と比べて穴が開きやすくないかちょっと心配です。

石山妹そのあたりも大丈夫そうよ。破れたり穴が開いたりとかは特にないし。

田村妹あと、紺ベースだから下着が透けないのは、女子にとってはポイント高いです。

石山姉基本色が紺で、学年色がラインだけになったのはいいですよね。

教頭制服のネクタイとの統一性を考えた色になっているんですよ。
前の体操服はすそを切ったり、半分ずらしてはいたりしている生徒が多かったのに、今はまったくないですね。adidas [SCHOOLCATEGORY]に変わって、デザイン性も機能性も画期的によくなったと思います。

市原そのまま着てかっこよければ、わざわざ腰パンしないですよ。今の体操服で腰パンすると、逆にかっこ悪くなるし。

石山妹前の体操服だと電車に乗れない感じがしたけど、今のなら卒業しても着たいです。

市原部活の応援や見学の時も、このまま着ていきたいです。高校野球の応援も、全員がそろった体操服を着ていたらかっこいいんじゃないでしょうか?

石山姉全員がびしっとadidas[SCHOOLCATEGORY]を着ていたら、学校のイメージアップにもつながるんじゃない?

田村兄どうせなら靴やバッグもadidasでそろえたほうが、もっとかっこよくなるのに。

市原先生方もポロシャツとかバラバラな服ではなく、同じadidasでキメて欲しいです。

費用は少し高くなりましたが、それ以上の付加価値がありますね。

費用は少し高くなりましたが、それ以上の付加価値がありますね。

保護者の方にとっては、体操服の価格も気になるところだと思います。
adidas[SCHOOL CATEGORY]になって従来の体操服より3千円ほど高くなりましたが、どうでしたか?

田村母入学時は体操服だけでなく制服などいろいろまとめて買うので、価格の違いはさほど気になりませんでした。

市原母私も、見た目のインパクトが良かったので値段は気にならなかったです。

石山姉値段よりも見た目が大切ですよね。

市原父どこかのスポーツに特化しているブランドよりも、体操全般において機能性が高いadidasは体操服として最適だったと思います。 私は1980年卒のOBですが、ちょうど私が通っていたころに体操服が変わった記憶があります。 adidas[SCHOOL CATEGORY]への変更は、それ以来のできごとのはずですから、画期的ですよね。

田村母そうですね。私は1982年卒なので市原さんより2学年下になるのですが、息子の体操服を見て「デザインが変わっていないな」と懐かしく思った覚えがあります。よく言えば「懐かしい」ですが、変わらないということは時代に対応していないことでもありますよね。息子とは学年が28も違うので(笑)

教頭28年もありますから、生地などは多少変わっているはずですよ(笑)

市原父当時おしゃれなのを着てられたのは、部活をやっている子だけでした。
テニスやサッカー、ラグビー……。
俺たちはなるべく体操服で外には出たくなかったですね。それに比べると、adidas[SCHOOL CATEGORY]はデザイン性もあってかっこいいなと思いました。

田村母デザインの良さもありますが、速乾性に優れているのが助かります。前の体操服は前日に洗っても乾くか不安でしたが、adidas[SCHOOL CATEGORY]は夕方に洗っても部屋の中に干しておけば乾きます。洗濯しても生地が傷みにくい丈夫さもいいですね。

市原父息子が喜んで着ているのを見ていて、自分でも欲しくなりますね。

教頭体操服の申し込みをする新入生の親からも「自分も着たいけど、買えないのが残念」という声がけっこう届いているんですよ。

体操服選びに参加することで、生徒・保護者にも学校づくりに参加していることを感じて欲しい。

体操服選びに参加することで、生徒・保護者にも学校づくりに参加していることを感じて欲しい。

■保護者が欲しがる体操服も珍しいですね。これも人気投票の効果でしょうか?

教頭adidas[SCHOOL CATEGORY]への興味という形でも、保護者や卒業生が学校への関心を高めてくれるのはうれしいですね。

市原父adidas[SCHOOL CATEGORY]だと、他校の体操服と印象が違うので、着ている生徒を学外でも見かけても学校を思い出します。

市原学校のイメージアップにもつながるのは間違いないですよ。

田村娘ほかの学校に行った友達もうらやましがっていました。

教頭昨年の夏前に体操服を変える話が具体化したときに、「どうせ変えるならやり方から一新してしまおう」という意見が出ました。学校が変わろう、新しくなろうとしている流れの中で、私たちは安心して楽しく学べる学校づくりを目指しています。それは、教職員ががんばるだけで実現するものではありません。学校側の努力に加えて、生徒と保護者とが3者一体となって学校を変えていかなくてはいけないと思っています。体操服選びに参加することで、学校づくりに参加していることを感じて欲しかったんです。

田村母通常は、体操服の採用過程なんて保護者にまで伝わらないですよ。学校説明会で3ブランドの体操服が並べられているのを見て「こんなに選べるの」と喜ぶ声は多かったですね。

教頭「こういう学校にしたい」という学校の思いに賛同して兄弟や子どもを進学させてくれる卒業生に対して、学校側ももっと協力してもらえる体制を取らなければいけないと思っています。

田村母公立校と違って私立は先生の移り変わりが少なく、私たちが習った先生方に子供たちも教わっています。
先生に見守られる、故郷のような感覚があって…。だから私たちも、できる限りにおいて学校づくりに貢献したいと思うんでよ。

市原母在校生も卒業生になっていきますしね。これからも、地域で受験する中学生の選択肢 のひとつとして「千葉明徳高等学校」の名 前が残るようにしていきたいですね。

教頭人気投票による体操服採用は、実践してみるまで結果がわからない実験的なプロセスではありましたが、保護者や新入生にも学校側の思いが届いていることがわかってほっとしました。 これからも三者一体で学校づくりを進められるよう、努力してまいります。

いろいろと、貴重なご意見をありがとうございました。

千葉明徳高等学校の入試広報室では、学校説明会で体操服の人気投票を行うことを、生徒募集につなげようとも考えていました。体操服の人気投票や adida[s SCHOOL CATEGORY]の採用が生徒募集にどのように効果的だととらえられているのか、入試広報室の室長・田辺貴志先生にお話をうかがいました。

入試広報室の室長・田辺貴志先生

他校との差別化をはかった生徒募集の目玉企画として、生徒や保護者の人気投票をしました。

体育科主導で体操服の変更を考えている中で、入試広報室から「生徒募集の企画として人気投票ができないか」と発案しました。学校説明会はどこの学校でも夏に開催するので、他校の日程と合致してしまいがちです。他校にはない目玉企画として人気投票をやる意見が採用され、ホームページなどで告知していきました。

学校のイメージ作りに、体操服は有効活用できると思います。

学校説明会の日は、体操服が展示してある体育館にまず集まってもらい、教室や部活の体験を経てまた体育館に戻ってきてもらいます。
そういった流れの中で見てもらったので、学校全体のトータルな印象の中で学校を構成する要素のひとつとして体操服も見てもらえたと思います。
今の時代は、以前と違って、生徒が志望校に実際に足を運び、その学校の校風や教育面・設備面の充実、そして制服のデザインなどいろいろいな面を比較検討するケースが増え、生徒はその学校の良い点・悪い点を敏感に感じ取って、学校選びの材料としているはずです。
今回の人気投票では、新体操服を見て「かっこいい!」と目を輝かせる生徒も多く、好印象だったと思います。

生徒募集に関して、体操服の果たす役割は思いのほか大きいものでしたね。もちろん、体操服だけで学校を選ぶということはありえないまでも、学校を選ぶ際の強力な後押しには充分なりうるのではないでしょうか。学校案内と一緒に体操服を見せると、「かっこいい」と目を輝かせる生徒は少なくありませんよ。「明徳に入ったし、この体操服が着られてよかったな」と、生徒が満足してくれるのが一番ですね。これからも、千葉明徳の宣伝材料のひとつとして adidas[SCHOOLCATEGORY]を活用していきたいと思っています。
入学した生徒が体操服を気にいって、卒業した中学校や塾の先生に本校の良さをPRするようなきっかけになることにも期待しています。

学校のイメージ作りに、体操服は有効活用できると思います。

座談会からは、かっこよく機能性も高い体操服を自分たちで選んだ自負に加え、さらなる統一性を求めるなど、生徒や保護者が学校と一緒になって「千葉明徳高等学校」という学校のカラーを作っていこうという意欲が感じられます。
先生方の「保護者や生徒が自発的に学校づくりに関わっていかれるように」という思いは、新しい体操服adidas[SCHOOL CATEGORY]を通じて保護者や生徒にも充分に伝わっているようです。