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“グローバルブランドの先進的活用”に取り組む 阪南大学高等学校。

一流大学の進学率を謳う学校があれば、スポーツ特化校としてアピールする学校もあるように、多くの高等学校が独自色を打ち出し発信力を強化している。
こうした中、阪南大学高等学校が取り組んでいるのは生徒が喜ぶイメージアップ活動であり、そのひとつとしてadidasブランドの展開があげられる。

ここ阪南大学高等学校では体操服の採用を皮切りに、先生方のポロシャツやタオルなどもadidasで統一。
“阪南大高 = adidas”というイメージ作りを展開し、adidasの持つ「信頼性」「向上性」を魅力的な高等学校としてのブランド化に役立てている。

これこそ、他校の先駆けともいえる、adidasとのコラボレーションスタイルだと言えるだろう。

卒業後も愛着の持てる体操服を。その結果が、adidas SCHOOL CATEGORYだった。

阪南大学高等学校がadidas SCHOOL CATEGORYを採用したのは、体操服を変えようと言う声があがった3年前。その結果、いくつかのメーカーの中からadidasが選ばれた。

「私自身、高校を卒業した後も母校の体操服をよく着ていたので、長く着続けられるものにしたかったんです。そして何より、生徒や保護者の方が喜ぶものにしたかった」と、採用に携わった事務局の山根先生は語った。

さらに「私もここの卒業生。高校時代の3年間がとてもいい思い出だったので、今の生徒たちにもadidasの体操服で充実した学生生活が送れるようにしてあげたい」という熱い思いも採用に踏み切った大きな要因となった。

今回、決定付けたキーポイントのひとつはadidasのブランド力。「一流ブランドだけがもつインパクトと価値。そして、それを提供できる学校としてのアピール力。もちろん、保護者の方の評価も高いんですよ」とは山根先生の言葉。
そして、それを裏付けるように男子生徒も「adidasが大好きだったので嬉しかった。動きやすいし、着心地はもちろんいいですよ」と、ブランドだけでなく機能面にも満足している様子。
生徒の気持ちを大切にする阪南大学高等学校の姿勢は、adidas SCHOOL CATEGORYという形で具現化した。

体操服を起点に、先生のポロシャツユニフォームまで展開。これが、一歩先行くブランド活用法。

阪南大学高等学校では体操服だけにとどまらずadidasブランドを活用した全校的な展開を実施している。

「他の高校でやっていないことをやりたい」と、クリアファイル、タオル、先生方のユニフォームとなるポロシャツ、来客用のサンダルと、次々とadidasブランド製品を導入していった。
狙いはもちろん、来客や地域の人々へスクールイメージを印象付ける広報活動だが、予想外の効果ももたらしてくれた。
それは、一体感だ。私学展など阪南大学高等学校をアピールするイベント会場では、ポロシャツは先生方のユニフォームとして着用される。
全員がお揃いを着ることで学校職員の連帯感を印象付け、さらに最大のメリットとして「阪南大高 = adidas」をインパクト強く訴求・定着することができる。

数多くの私立高校があり、中学生たちの選択肢も広がっている中、adidasブランドによるイメージ訴求は阪南大学高等学校の存在感をより際立たせる大きな武器となっている。
まさに、この展開こそが山根先生の考えている「先進的なadiads活用法」の真骨頂と言えるだろう。

充実した学校生活を届けることが、阪南大高のファン作りにつながる。

「やっぱり、口コミの効果は大きいですね」。
入試広報部長の山本先生の言葉は、阪南大学高等学校の最大の特色を言い表している。
阪南大学高等学校に通う生徒たちは、親や兄弟が卒業生であることは珍しくなく、自分たちが楽しく有意義に過ごしてきた思い出を通して、
子供たちや友だちを自然に阪南大学高等学校ファンに育ててきた。
ここには進学を目指す生徒たちに大きく門戸が開かれ、希望進路によって選択できる3つのコースが用意されている。
他校に勝るとも劣らないさまざまな施設も充実している。

さらに、人気のadidasブランドによるイメージアップも加わった。
こうした阪南大学高等学校の魅力を広くアピールするために、学校案内冊子をはじめとする印刷物やYou Tubeへの動画アップをしているが、マウスtoマウスの「口コミ」の力は絶大であるという。
「卒業生が友だちを連れて、高校によく遊びに来てくれるんですよ」。
嬉しそうに語る山本先生の表情には、生徒たちに「充実した高校生活」が届けられている自信と満足感が見て取られた。

私学展やサマーフェスティバル等で活躍!おもてなしに一役買う3本ライン。

阪南大学高等学校では自校PRの各種イベントで、さまざまな先進的取り組みを実施している。
今年の7月末に開催されたサマーフェスティバルでは、入口正面にadidas SCHOOL CATEGORYを展示。
「いきなりadidasの体操服が展示してあり、カッコいいなと思った」と参加した男子生徒が語ったように、来場者に強烈なインパクトを与えた。
また、大阪府下の私学校が一堂に集まる「大阪私立学校展」やオープンキャンパスなどでもいち早くiPadを導入し、adidasのポロシャツで統一したユニフォーム、ノベルティとして配布されたadidasタオルなど、
adidasブランドを活用した大胆な手法を展開し注目を集めてきた。
最近では他校も追従し、ポロシャツのユニフォームやiPadの活用をはじめた高校も増えてきたが、この実例でも分かるように、いかに阪南大学高等学校が一歩先に進んだ展開をしているかが瞭然だ。

サマーフェスティバル

サマーフェスティバルは毎年7月下旬に開催される地域交流イベントで、大人から子供まで500人余りが来場する夏の恒例行事。
野球部やサッカー部などのクラブ活動体験ができるほか、体験授業やクラブの作品展示、学校紹介など盛り沢山の内容で、阪南大学高等学校のファン作りに大きく貢献しています。

大阪私立学校展

大阪府下の私立中学・高等学校が150校以上集まり、学校案内パンフレットの配布等で自校を紹介する関西最大規模の私学イベント。
進学相談や制服展示コーナーなども用意され、受験を控えた学生や保護者たちの大切な情報収集の場として毎年大勢の来場者で賑わいます。

体育をもっと楽しい時間に。人気とクオリティを兼ね備えたスポーツウェア。

体育科 濱田 豪 先生

「20年以上前の古いタイプの体操服が、いまの時代のニーズに合わなくなったことが一番の理由です」。
体育の授業とサッカー部の顧問を受け持つ濱田先生の言葉には、体育は楽しく笑いながらできるような授業にしたいとの思いが込められていた。

「中学時代の体操服がカッコ悪かったので」という生徒の声を耳にしていただけに、生徒に人気があるadidasブランドなら‥との思いがあったからだ。
濱田先生はサッカーをしていた経験を生かして、adidas SCHOOL CATEGORY採用時のチェックに携わった。

「授業で着用するものなので、デザイン性と同時に機能性を特に重視しました。adidasは伸縮性や吸汗性などスポーツウェアとしてのクオリティーがすばらしく、さすがだと思いましたね」と濱田先生。
「ただ、3年生の体操服はadidas採用前のものだったので、うらやましがっています」と、生徒が喜ぶadidasを提供できたことへの満足感を嬉しそうに語ってくれた。

どんな苦難にも前向きに取り組める「生きる力」を育てたい。

阪南大学高等学校 校長 高木 清宏 先生

現在の私立高等学校は難関国立大学への合格率を誇る進学校として、あるいは、全校の高校へ名を馳せるアスリート校として、独自色を打ち出し魅力をアピールしています。
しかし、私たち阪南大学高等学校はそうした特待生によるブランド化を目指すのではなく、独自のスタイルを築いていきたいと常々考えています。

我が校は人懐っこいピュアな生徒が多いとよく言われますが、人に好かれるような人間性やひとり一人が持っている「小さな個性」を伸ばしながら、どんな苦難にも前向きに取り組んでいける「生きる力」を持った、
社会に通じる人材を育んでいければいいと考えています。

また、我が校は私学では珍しく、全ての事柄をトップダウンで決定することはありません。
若い職員や先生方の発案についても良い企画であればどんどん採用しており、adidasの体操服やポロシャツの導入も担当の先生からの提案が形になったものです。
私自身、スポーツに明け暮れていた大学時代当時からadidasに憧れていましたので、生徒や保護者の皆様のご評価同様、この3本ラインのポロシャツが着られるのはとても嬉しいことです。
ただ、コスト面で保護者の皆様にご負担をお掛けしないようにと、体操服を3本ラインにできなかったのは少し残念でしたが‥。

私も15歳で入学して以来、大学卒業後もずっと阪南大学高等学校一筋ですが、ここに通っている生徒の父兄や先生方はOBの方が多く、これは、この学校での学生生活がとても充実し有意義だった思い出が、
子供達にも継承されている証だと思っています。この素晴らしい伝統を大切にしながら、教職員全員がこの学校を支えていることを再度認識し合って、生涯心に残る高校生活を提供してあげたいと思っています。

阪南大学高等学校

阪南大学高等学校

大阪の南部、松原市にある阪南大学高等学校は、昭和14年に大鉄工学校として創立。
その後、大鉄工業学校に改組され、昭和23年 大鉄高等学校、昭和61年に阪南大学高等学校に改称した。
創立者・小林菊次郎氏の「学びの友よ、才能は神よりの業、極むるは君が使命」を創立時からの建学の精神とし、生徒が自らの才能に気づき、磨くことで社会に通じる人間を育成する教育を行っている。
現在は「文理特進コースⅠ類」「文理特進コースⅡ類」「総合進学コース」を設置。
生徒一人ひとりの個性や適性に応じた合理的な教育指導で、国公立大学、難関私立大学の現役合格者を多数輩出している。

ひとつのブランドをキーとして学校自体のイメージアップを図る。
こうした展開は、まだ極めて稀な取り組みだと言えるが、阪南大学高等学校はいち早く着手し次第に効果が現れ始めている。
根底にあるのは「生徒が喜ぶモノの提供」。
この思いはadidasとの出会いをきっかけに、ブランドと学校の先進性がコラボした新しいキャンパススタイルを創り始めているようだ。